石手寺、奥の院(愛媛県松山市)
そのお寺の名前は石手寺。愛媛県松山市石手にある真言宗豊山派の寺院。
ごく普通のお寺として、ごく普通に四国八十八箇所霊場の札所として、お遍路さんに親しまれております。
しかし、ただひとつ違っていたのは。。。奥さまは魔女だったのです!
間違えた。。。
このお寺には「奥の院」が存在しているのです。
お寺の裏手にあるトンネル(地底マントラ)を抜けると、そこに通じます。
いや、車でもぴゅって直接、行けますけどね^^;
これが、奥の院に立つマントラ塔です。
マントラ塔
Mantra towerIshite-ji is a Shingon temple in Matsuyama, Ehime Prefecture, Japan
数年前に訪問したときは、くたびれた黄色い玉ねぎでしたが、ここ最近に塗装しなおしたらしく、まさに金色ピカピカの塔でした。
このマントラ塔のまわりには、木製の仏像が百体以上が置かれています。
そして、その中でも随一の異彩を放つこの釈迦像は、向かって右に鎮座していらっしゃいます。
仏陀像
どうでしょうか?みなさん。
拒食症の釈迦像です。
あっ、つい口が滑ってしまった。信仰の ぶ厚い信者の方々からクレームきそう。
手っちゃん
この塔の手前に、手が見えますでしょう?
これが「手っちゃんの像」です。
ほんとは違います。
でも、よくわかんないので、手っちゃんの像ということで。
手の中に持っている青い物体はビー玉です。
うん。普通の人だったら困るよね。これをいきなり目にすると。どう理解すればいいのか分からなくて、困るよね。
経験上の理解を超えた、恐れを感じる場所です。
マントラ塔の内部
この塔、中に入れます。現在は納骨堂?でしたので、撮影はやめときました。
納骨堂になる前は、中央に塔のモニュメントが置かれており、周りにぐるっと百体以上の木彫りの仏像(今は外に配置されている)、そしてなぜかソファが配置されてました。
「なぜソファ?」そんなことを考えてはダメです。目に見えるものを素直に受け止め、すべてスルーする身軽さが無いと、ここでは精神が持ちません。
以前訪問したときは、ほこりだらけの空間でしたが、今回はきれいになってました。
そのとき、天井に飾られていた装飾だけは、とてもキレイで、異世界を感じるようで、ぼんやり眺めてた。2011年に撮影したものがあるので、載っけておきます。
この奥の院ですが、これ以外にも破壊力あるオブジェがたくさん。
石手寺に参拝されることがあれば、ぜひ覗いてみてください。