万里の長城 in 2003

万里の長城 in 2003

The Great Wall of China
2003/01/21撮影(CANON PowerShot A20)

もう一枚、昔のpic発掘。
ご存じ世界遺産の『万里の長城』仕事で北京行ってて、接待で無理やり連れてこられた。
もう、一生行くこと無いのでラッキーだった。

まぁ、昔の話だし、土地とマナーは色々らしいから、下のは話半分で読んで。
あと、長いけ、人生を急いでる人は読まんほうがええ。

思うんだけど、大気汚染てこの頃からあったんだと思う。
食事は毎食、かならず正体不明なものを食べさせられた。
彼らも会社のお金使えるんで、日本では普段食べないような(彼らの考える)ごちそうをふるまってくれてたんだろう。
何かの血の塊とか、水鳥の水かきとか(水かきだけなんよ)、カエル、ヘビ、くそでかい川魚の丸揚げ(断末魔的ビジュアルが芸術的だった)。
わし、ずっと小籠包とか、北京ダックでよかったのに。。。

強いて言えば犬を食べてみたかったけど、それは彼らにとっても黒歴史っぽいので口に出せなかった。

先方が開いてくれる宴は、少し箸をつけただけの料理や冷めてしまった料理を、次々と片づけては新しい料理をテーブルに載せ続けるという、無限地獄。
客人が皿に盛った料理を全部食べてしまうということは、もてなす側としては(=十分ではなかったと)メンツとつぶされたことになるので、これでもかという量をテーブルに並べてた。
宴がお開きになるまで、ずっと大盛の料理がのってた。
どんどん捨てて、どんどん注文する。
この文化は、米粒一つ残すなと言われて育った自分にはかなり苦痛だった。
もったいなさすぎやろー。

酒は、この頃はいくらでも酒飲めたんで、白酒をしこたま飲み上げた。
そしたら日本人は酒に弱いとばかり思っていたらしく、たいそうびっくりして喜んでくれた。
幾度も杯を重ねて夜が更けた。(あれ?仕事は?)

そういや、故宮に行ったら、屋台でサソリやタツノオトシゴの串焼きが売られてた。
ビジュアルがすごかったんで、お付きのお姉ちゃんに、「アレは中国で普通に食べるのか?」と聞いたら、「アレ買って食べるやつ。てめえらみたいな観光客だけだよ!」と笑われた。

あと、くわえタバコして歩いとったら、人民兵が大声で「ブーヤン、サイゼリア、ジャッキーチェン!(発音てきとー)」っ叫んで、銃口こっちに向けてきた。人権ない国やん?まじビビった。
ちなみに、現地人いわく、この国はなんでも「デカけりゃデカいほど偉い。硬けりゃ硬いほど偉い」なんだって。

くぼじい大喜び。

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